CFD取引の注意点

CFD取引は、日本ではまだまだメジャーな投資法としての地位を確立するところまではいっていませんが、世界的な視野でみれば、70ヶ国を超える国々で人気を集めている投資法です。

ヨーロッパ、フランス、イギリス、アメリカといった先進国でも、常に市場全体の何割かを占めるほどになっており、ロンドンの市場においては、CFD取引が全体のおよそ3割を占めています。 こうした世界的な状況からみても、日本においても数年先にはFX取引などと対等に並ぶほどの地位をCFD取引が確立することは確実ではないかといわれています。

その根拠は、CFD取引は様々な魅力のある投資法であるという点です。 FX取引と同様に、レバレッジをきかせての取引が可能であることから、投資の元手となる自己資金を多く集める必要がなく、低資金で大きな取引を行い、効率よく資産を増やすことが可能であるということ、
他の投資法と比べ、より簡単に世界に目を向けたグローバルな投資をすることが可能であるということ、投資をはじめる際に取引業者に預ける証拠金が多額になることがなく、取引コストを低く抑えることができるということ、ポジションを決済する期限の定めがない為、長期運用が可能で、売りポジションを保有する際にはオーバーナイト金利を受け取ることができることなど、投資家にとってメリットといえる点が多く、取扱い業者が今後増えていくことで、CFD取引をはじめる投資家の数も増えていくことが予想されます。

こうしてみると良いことづくめのように感じられるCFD取引ですが、投資というものは常時プラスに働くわけではない為、注意が必要となる点も充分に把握しておく必要があります。

CFD取引の魅力のひとつとして、レバレッジをきかせることにより少額の自己資金で大きな取引ができるという点を挙げましたが、裏をかえせばもしも相場が下落した場合、自分の手元にない資金分の損失を負う可能性もはらんでいるということになります。 レバレッジの倍率が大きいほど、万一の場合の損失も大きくなるということになり、まさにハイリスクハイリターンといえます。

しかし、こうしたリスクを少しでも回避できるように策を立てることは可能です。 逆指値(ストップロス)注文を利用すれば、損失を最小限に止めることができます。 逆指値(ストップロス)注文とは、投資対象となる金融商品に対してあらかじめ価格を設定(指値)しておき、その価格まで上がったら買い、もしくはその価格まで下がったら売りの注文を自動的に行うようにする注文方法のことです。 相場の急落により、思わぬ大きな痛手を受けることがないように、逆指値(ストップロス)注文は投資において是非覚えておきたい注文方法です。

また、取引業者の選定もリスク回避において重要となります。 システムダウンなどの不測の事態が起きた際の対処法がしっかりと用意されており、社会的に信頼度の高い取引業者を選んで取引をはじめることをオススメします。

←前ページ:商品CFDとは?
→次ページ:オーバーナイト金利は危険!?