商品CFDとは?

CFD取引は、個別の銘柄に連動する株式CFD、株価指数に連動する指数CFDなどをはじめ、様々な金融商品への投資に対応しています。

国内外を問わず、投資家のニーズに合わせてバリエーション豊かな商品の中から投資対象とする金融商品を選定することができ、少額の自己資金でもレバレッジをきかせて大きな取引を可能にできるなど、魅力あるメリットの多いCFD取引ですが、中でも特に近年注目を集めているのが、コモディティ市場に投資をする「商品CFD」です。

コモディティ市場とは、原油や金、銀、銅、小麦、大豆などのような、貴金属や資源、穀物を投資対象とする取引市場のことを指します。 地球環境を考慮して穀物を原料として作られるバイオ燃料が開発されたことや、BRICs諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国の4ヶ国)、VISTA(アルゼンチン、インドネシア、トルコ、ベトナム、南アフリカの5ヶ国)、N-11(ネクストイレブン)(ベトナム、エジプト、インドネシア、バングラデシュ、フィリピン、メキシコ、パキスタン、韓国、トルコ、ナイジェリア、イランの11ヶ国)といった新興国と呼ばれる国々の経済の著しい成長率により、コモディティ市場で取引される先物商品の価格が近年上昇傾向にあります。

先物取引というと、これまではリスクが高い投資法として気軽に手が出せるものではないというイメージがありましたが、先述したような価格の上昇と、取引をオンラインで行うことができるようになり、利便性が向上したことも後押しして、コモディティ市場に対する投資家の注目度が高まっています。

このように活気づいているコモディティ市場において、より先物取引を身近にするものとして登場したのが「商品CFD」です。 商品CFDは、これまでコモディティ市場で行われてきた商品先物取引とは取引の形態が異なる点がいくつかあります。 両者の違いとして挙げられることは、まずは取引時間です。

日中しか取引をすることができない商品先物取引に対し、商品CFDは24時間各国の市場にアクセスすることができます。 その為、昼間は仕事を持つサラリーマン投資家でも、夜の帰宅後に取引をすることが可能となっています。

もう一点、商品先物取引と商品CFDとの大きな違いとして挙げられるのは、取引の際に連動するレートです。 商品先物取引の場合には、日本の市場でレートを決定しています。 それに対し商品CFDはどうかというと、原油や銅の場合はニューヨーク商品取引所、銀や金の場合はLOCO LONDON(ロンドン渡しの価格)の価格と連動しています。 従って、広い視野で投資を行うことができます。

商品CFDの取引は、他のCFD取引と同様に、取引ごとに証拠金を取引業者に預けた上で行います。 また、商品CFDにかけるレバレッジは、為替レートと原資産の価格の変動に伴って変わっていく為、一定ではないのが特徴です。

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