市場の動向に柔軟に対応可能

投資をはじめようとするにあたって、大切な資産を運用するという点で投資家のみなさんが最も気がかりなのは、投資における様々なリスクであることは言うまでもありません。

現在保有する資産をさらに大きく増やすという目的で投資をはじめるわけですが、投資には元本の保証はありません。 うまく市場の相場の上昇気流に乗り、投資した金融商品の価額が購入時よりも上がってくれれば収益を得ることはできます。
しかし価額が上がったからといっても、それがいつまでも続くとは限りません。 市場には価額が上昇した後には下落するという性質があります。 値上がりした銘柄にばかり力を入れていると、ある日価額が下落をはじめ、思いもよらないマイナスのリスクを負ってしまうこともあります。

その反対に、下落傾向にある銘柄の株価は、後に上昇するという性質も市場は持ち合わせていますので、値が下がっている銘柄であっても利益を得るチャンスが潜んでいる場合も往々にしてあります。 リスクを極力低く抑えられるようにコントロールしながら運用していくことが、投資においては重要となります。

CFD取引では、こうした市場の価額の動向によるリスクを軽減させる売買取引を行うことが可能です。 どういうことかというと、CFD取引では必ずしも買い注文からはじめる必要がなく、市場の動向にあわせて売り注文から取引をはじめることが可能なのです。
つまり、CFD取引では、信用取引やFX取引と同様の売買取引ができるということになります。

もしも市場の動向をみて、相場が下降局面にあると思った場合、もしくはこれから下降すると予想した場合には、売り注文を出します。 そして予想通りに価額が下がったところを逃さずに買い注文を出して買い戻しをすれば、差額が発生し利益を得ることができます。
反対に、相場が上昇傾向にあると思った場合、もしくはこれから上昇すると予想した場合には、買い注文を出します。 予想が的中して価額が上がったところで売り注文を出せば、その差額で利益を得ることができます。

CFD取引では空売りが可能な為に、このように市場の動向に柔軟に対応した売買取引が可能なのです。 空売りというのは、自身が保有していない銘柄を証券会社から借りる形で売り、当該銘柄の株価が下落したところで買い戻し、差額による利益を得る信用取引のひとつです。 株取引をしている方であれば、空売りと聞くと面倒なイメージがあるかもしれませんが、CFD取引では、株取引のように手間をかけずに空売りをすることができるのも魅力です。

ただ一点、株式でCFD取引を行う際に注意しなければならないことがあります。

それは保有している株式CFDに対して発生する配当です。 株式CFDでは、ポジションを保持している間は配当が発生します。 買いのポジションであれば配当金を受け取ることができるので問題ありませんが、もしも売りのポジションであれば、反対に配当金の相当額を支払う義務が発生することになります。 従って、株式CFDではその点を充分に注意して取引を行うことが重要です。

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