オーバーナイト金利とは?

CFD取引で株式に投資をする場合のメリットのひとつとして、「オーバーナイト金利」といわれる金利が発生するということがあります。

オーバーナイト金利とは、FX取引でいうところのスワップ金利と同様の意味合いを持つものです。 FX取引のメリットとしてスワップ金利が大きなポイントとなるように、CFD取引においてオーバーナイト金利は同様におさえておかなければならないポイントのひとつといえます。

FX取引では、用いる通貨の異なる2国間で通貨の売買を行った際に、両国の間で通貨にかかる金利に差がある場合にスワップ金利が発生します。 スワップ金利は、2つの国の金利を比べ、金利が高い方の国の通貨を買う場合には受け取ることができますが、それとは反対に金利が低い方の国の通貨を買う場合には、逆に支払わなければならなくなります。

CFD取引で発生するオーバーナイト金利も、スワップ金利と同様の性質を持っています。 しかし、スワップ金利が2国間で金利差が生じた場合に発生するのに対し、CFD取引では、全ての売りポジションに対して発生するという点が異なります。 オーバーナイト金利は、CFD取引で株式に投資をした場合、空売りによる売り注文を出した場合に発生するものです。 現物株の取引でも信用口座を開設することで信用取引による空売りを利用することはできますが、CFD取引で発生するオーバーナイト金利のようなものはありません。

オーバーナイト金利というのは、銘柄のポジションを保有したまま日付けが変わると発生する為にこう呼ばれています。 しかし午前0時が基準とはなっておらず、日本時間でAM6時を越えた時点でポジションを保有している銘柄に対して発生します。

オーバーナイト金利は、売買取引をした銘柄を発行している国ごとに金利の掛け率が定められています。 国内株を空売りした場合、日本がオーバーナイト金利を2%と定めているとすると、空売りした銘柄の基準価額に2%から取引口座を開設している証券会社が定めているスプレッドを差引いたものを掛け合わせ算出した額をオーバーナイト金利として受け取ることができます。

では反対に、株式を購入する場合にはオーバーナイト金利はどうなるのでしょうか。 購入する場合は、売却する場合とは逆に、オーバーナイト金利を支払うことになります。 金利の高い国が発行している株式の買いポジションを長く持ち続けていると、その間ずっとオーバーナイト金利が発生し続けることになる為、注意が必要です。

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