特徴をつかんで利益を着実に

CFD取引に限らず、他の取引法においてもいえることですが、投資で成功して利益を得る為には、まずは自身が資産を投入する投資法の特徴をしっかりとつかむことが大変重要となります。 もちろん投資する金融商品が持つ特性や、その商品が関連する業界の動向などにも注意し、投資戦略を練ることも必要となりますが、第一には実践する投資法のメリット、デメリットなどの性質を充分に理解することが先決です。

CFD取引には、投資対象とできる金融商品のバリエーションがとても豊富だったり、海外への投資も、他の投資法と比べて容易に行うことができ、ほぼ24時間世界の取引市場にアクセスして取引することができるなど、様々な特徴があります。 このような特徴を大まかにでなく、収益増に活かせそうなものを自分なりに研究することで、いくつものチャンスを見つけることができると思います。

たとえば、CFD取引では売り注文を行う際にいくつかのメリットがあります。 ひとつは、金融商品の購入をしていなくても、空売りができることを利用して売り注文から取引をはじめることができるという点です。 市場の相場が下落傾向にある時には、売り注文から入り、価額がさらに下がったところで買い注文を出せば、差額が利益となります。

また、空売りのシステムを利用すると、現物株の取引にはないオーバーナイト金利を受け取ることができるというメリットもあります。 CFD取引にはポジションを決済する期限が定められていないので、売りポジションを長期に渡って保有することができ、有利です。 サブプライム問題でアメリカの市場が大きく影響を受けていたり、ヨーロッパの市況も危ぶまれる声が上がっている中で、売りによるメリットが様々にあるCFD取引は魅力のある投資法となるでしょう。

海外の個別銘柄をみても、どんな性質を持っているかがよくわからないという場合には、国全体の市況の動きをみながら株価指数に投資するという方法もあります。 また、債券や商品先物(コモディティ)への投資も可能なので、投資家の様々なニーズに見合った投資スタイルを見つけやすいのがCFD取引といえるのではないでしょうか。

まだまだ日本では浸透していない投資法なだけに、CFD取引を導入している証券会社でも取引ツールや銘柄の情報などは日本語表記に対応していなかったりするなど、海外の市場の動向データなどを入手するのに骨が折れることもありますが、今後広まっていくにつれてそういった問題も改善され、さらにメリットの高い投資法として定着していくと考えてよいのではないかと思います。

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