スワップ金利について

FX取引をしている方であれば、スワップ金利についてはよくご存知のことと思います。 そのFX取引と、取引の形態や性質がよく似ているCFD取引においても、スワップ金利が関係してきます。 そこで、CFD取引でのスワップ金利の特徴についてまとめてみたいと思います。

スワップとは、日本語に直すと「交換」という意味があります。 通貨の異なる国の間で、両国の金利差を交換するのがスワップ金利です。 これではいまひとつピンとこないと思いますので、もっと具体的な例を挙げてスワップ金利の仕組みについて説明してみます。

たとえば、為替のレートが1ドル100円だった場合に1,000ドルを円に両替するとします。 この場合、1,000ドルを円にすると、1,000ドル×100(1ドルあたりのレート)となり、10万円となります。 それぞれの国の通貨には金利が発生しますので、円の年利を2%、ドルの年利を8%と仮定します。

1年間10万円をドル建てに交換せずに保有した場合、年利は2%なので2,000円の金利が発生することになります。 また、1,000ドルを円建てに交換せずに1年間保有したとすると、アメリカの年利は8%なので80ドル、円に換算すると8,000円の金利が発生します。 両国間の金利の差額を計算すると、8,000円−2,000円=6,000円です。 この差額の6,000円が「スワップ金利」といわれているものです。

スワップ金利の仕組みについては理解して頂けたと思いますので、次にスワップ金利がどんな時に発生するのかという点についてご説明します。

スワップ金利は、ある国の通貨を売却し、その国とは別の国の通貨を購入した際に、2国間での通貨に対する金利の差額が生じる場合に発生します。 ただし、注意しなければならないのは、スワップ金利は受け取る場合ばかりではないという点です。

先述した円とドルとの交換の場合を例にとってみます。 ドルを買う為に円を売却するのであれば差額の6,000円を受け取ることになります。 しかし、反対に円を買う為にドルを売却するという場合には、円の金利の方が低い為、6,000円のスワップ金利を支払う立場になってしまうのです。 外国の株式を購入する場合もそれと同様で、購入したい銘柄を発行している国の通貨を購入する為に円を売ることになる為、円の金利の方が低ければスワップ金利を支払うことになります。

しかし、CFD取引では空売りが可能です。
売却の場合には、反対にその国の通貨を売って円を買うことになる為、スワップ金利を受け取ることができるということになります。

海外の投資商品に投資をする場合には、こうしたスワップ金利の仕組みを充分に把握しておくことが重要となります。

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