取引時間は?

CFD取引と現物株の売買取引とでは様々に異なる点がありますが、それぞれの取引時間においても、両者には違いがあります。

世界三大市場のひとつに挙げられている東京証券取引所(東証)で現物株の取引を行う場合と比べてみましょう。 東京証券取引所の取引時間は、AM9時〜11時、PM12時半〜15時の間です。 投資家、あるいは運用会社のファンドマネージャーが、個々の保有している銘柄の売買取引を行う場合には、この時間内に注文処理などをして約定(売買取引が成立すること)させる必要があります。

そうはいっても、取引時間外は全く取引をすることができないというわけではありません。 東京証券取引所には、立会い時間外の取引に対応する為の「ToSTNeT市場」があります。 全ての取引が可能ということではありませんが、単一銘柄取引やバスケット取引、終値取引など、主な取引をカバーしています。 ToSTNeT市場での取引可能時間は、取引の内容により若干異なりますが、概ねAM8時20分〜PM4時30分の間となっています。

ToSTNeT市場が利用できることを加味しても、現物株の売買取引には予約注文する場合を除いて、注文処理などを行えない空白の時間があります。 それに対し、CFD取引はどうでしょうか。

株式の売買取引では、売りと買いのタイミングを逃さないことが大変重要です。 頃合を逃した為に、大きな利益を得るチャンスを逸してしまうこともあります。 CFD取引では、ヨーロッパやアメリカ、ドイツなど、世界中の様々の市場に上場されている銘柄に投資を行うことができます。 投資している銘柄が発行されているそれぞれの国の市場の取引時間に応じて、リアルタイムに注文処理をすることが可能なのです。

たとえば、アメリカのナスダック、ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所の取引時間は、日本時間にするとPM23時30分〜AM6時までの間です。 ドイツのフランクフルト証券取引所、フランスのユーロネクスト、イギリスのロンドン証券取引所の取引時間は、日本時間のPM17時〜AM1時30分までの間です。(ユーロネクストのみAM1時25分まで) 日本の証券市場がクローズしている夕方から朝にかけての間でも、世界の市場は動いています。 サマータイムによる若干の時間のずれはありますが、この時間内に、CFD取引ではほぼ24時間、リアルタイムな取引を行うことができるようになっています。

また、現物株の売買取引や信用取引では、法などによる規制があり取引可能な売買には制限が加わります。 しかしCFD取引の場合には、そうした規制がなく、何度でも自由に取引を行うことができます。

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